絵を描く上で、遠近法は避けて通ることが出来ません。
今回もたくさんの方にお越しいただきました。
静物画も、人物画も風景画においても遠近法を駆使しなくては、立体感や距離感、奥行きなど表現できません。
遠近法といっても、様々な遠近法が存在します。
大小を比較する遠近法や、空気遠近法、色彩遠近法、重なりによる遠近法、、、など意識しているものから、これも遠近法なの?といった遠近法までありますが、有効且つ、確立された遠近法の一つに、「透視図法(線遠近法)」があります。これは、知識として知らないと表現できない方法なので、重点的に解説しつつ、実技も含めて描いて頂きました。
1点透視図法や2点透視図法は、以前は中学校の図工や技術家庭の授業で取り入れられていましたが、「ゆとり教育」以降指導している気配が見られないような気がします。
皆様も遠い記憶のなかで、何となく学んだ記憶もあったようですが、あらためて学び直して頂きました。
知っていれば、さほど難しくないのですが、あやふやに覚えていると「やけど」してしまいますので、この機会に、覚えられることをオススメします!
まずは、アイレベル(目線)を見つけて、それを基準に考えます。
建物のパースを実践して頂いたのですが、皆さん、説明をしっかりと聞いてくださったおかげで、バッチリでした!
今後の風景スケッチなどで、描くときに役立つこと請け合いです!
次の講義は、1月、2月と2ヶ月続けてありますので、皆さん是非また、ご参加ください。
次の講義は何にしようかなぁ?
皆さんの声を参考にさせて頂きますので、お聞きになりたい事項などのご希望、ご意見などをお待ちしております!